はーい、僕みっちーだよ!(ミッキー風)
今日は、この前見に行った映画「ズートピア」の感想を書きました(^^)
では、本日のブログをよろしくお願いしますm(_ _)m
☆☆☆
ちょっと前だけど、はあちゅうさんがこんなツイートをしていました。
飛行機の中でズートピアを見たんだけど間違いなく今年のナンバーワン映画だった?✨✨ 笑い転げたし、ほろりともしたし、何より勇気をもらった…。ディズニーってなんでこんなに「最高」を更新し続けられるんだろ…。見た人と感動を分かち合いたいし、見てない人は今すぐ予約してほしい…!
— はあちゅう (@ha_chu) 2016年6月13日
気になる映画だったけど「ま、いいかぁ」と思っていました。だけど、はあちゅうさんがここまでいうならば見に行かなきゃと思って行ってきました。
もう公開終了間際だったのでギリギリセーフです。
ちなみに映画の詳細はこちらです。
ストーリー
まず、主人公と主要登場キャラクターの紹介です。
ジュディ・ホップス
主人公でウサギの女の子。ズートピア初のウサギの警察官。幼い頃からズートピアで警察官として働くことを夢見ており、警察学校を優秀な成績で卒業。
ニック・ワイルド
キツネの男性。象専門のアイス屋さんで仕入れた巨大アイスを溶かして小さなアイスにして転売する詐欺師。ジュディに弱みを握られたため、後に捜査に協力することとなる。
この二人が話の中心となっています。
舞台は、動物たちの理想郷ともいえる「ズートピア」。そこには高度な文明があり、肉食動物と草食動物が共存しています。
そのズートピアで事件が起こっていました。以下このようにストーリーがすすんでいきます。
ズートピアで肉食動物ばかり14人が行方不明。
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警察署(ZPD)の署長ボゴは、強い動物を捜査に担当させ、ジュディには駐車違反の取締を命じる。
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ゾウの店で巨大アイスキャンディーを買おうとしていたニックに出会う。
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しかし、すぐにアイス転売の詐欺師ということがわかった。
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ある日、駐車違反を取り締まっていたら花屋さんで泥棒に出くわす。犯人は捕まえたものの危険な追跡だったことを署長のボゴに怒られる。
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ボゴに怒られているところに、カワウソのオッタートン夫人が、行方不明の夫エミットの捜索をボゴに直訴する。
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勝手にジュディがその捜査を引き受けてしまい、ボゴにキレられ「48時間以内に解決できなければクビ」と言われてしまう。
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さっそくエミット・オッタートンの捜索を開始したが捜査資料は写真1枚。その写真にニックが写っていたので、彼を脅して一緒に捜査をすることになった。
このあと、苦労して行方不明者のいる場所を突き止めます。しかし、この話にはさらに裏があったのでした・・・。
つづきは各自確認ということで。
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はあちゅうさんが言うとおり、この映画はナンバーワンと言ってもいい作品です。すでにさまざまな感想や意見がネット上にはあふれているので、いまさら感もありますが、私の感想を述べてみます。
動物たちがとてもかわいい
動物たちの表情やしぐさがとてもこまかく描かれていて、ちょっとした動きがとてもいいです。
映画を見てない方はこちらに予告編の動画があるので見てみてください。
ジュディの表情、動きがとてもかわいらしいです。得意気な表情、がんばってる姿などは愛くるしいです。
他の動物たちもかわいいですね。
ジュディが電車の乗ろうとして、ドアが開いた時に大・中・小の3つの扉が開くのですが、小さな扉から出てくる動物たちや、旅立ちを見守るウサギたちなど、みんなかわいい!(「ズートピア」ジュディの旅立ち - YouTube参照)
個人的には免許センター職員のナマケモノのフラッシュがいい味出していると思います。
(「ズートピア」特別映像:“世界一”仕事が遅い!?フラッシュ - YouTube参照)
これはアメリカのDMV(免許センターと陸運局を合わせたような組織)がモデルになっているそうです。ここの職員は仕事がおそいので、それを風刺してナマケモノにしているとのこと。
ジュディとニックのコンビが絶妙
なんといってもこの映画の中心は、この2人のやり取りです。草食動物のうさぎのジュディ、肉食動物のキツネのニックという一見うまくいかない二人です。
しかもジュディは幼いころキツネのギデオン・グレイにコテンパンにやられてしまっています。心の底ではキツネに恐れや憎しみがあってもおかしくはありません。ましてやキツネは「卑怯でずるがしこい」という先入観でみんなに見られています。
2人の出会いからして、ジュディはまんまとニックに騙されたわけですから、そこに信頼関係がうまれるわけなどないと思ってしまします。
しかし、2人は一緒に行動するにつれ、だんだん信頼関係を持つようになってきました。草食・肉食を超えた友情が芽生えたのです。
この予告編の動画を見れば2人の息がピッタリあっているのもわかると思います。
ちなみに、私は最後のニックがジュディに噛みついておどけた様子で死んだふりをするところが好きです。
考えされられるストーリー
この映画では偏見というものについて、いろいろ考えさせられました。
映画の中では、肉食動物は「凶暴だ」偏見が生まれました。また、キツネという動物は「卑怯でずるがしこい」という偏見があります。
これは、そのまま人間社会にも当てはまります。
まず、白人・黒人などの人種差別。中国や韓国・北朝鮮人など国籍による偏見。男と女の性別による差別。あるいは性的マイノリティに対しての偏見。もっと身近なことでいえば、学歴や育ってきた場所や環境による差別や偏見。
人は他人のちょっとした情報で「こいつは◯◯だ」という決め付けをしてしまいがちです。
この映画を見るとそういう差別や偏見に対して反省を促されます。知らず知らずのうちに人を色眼鏡で見てしまうことに関しては大いに反省しなければいけません。
人種・性別・学歴・社会的地位など、人間にはちがいはあってもそこには上下の差はありません。そこで差をつけて人を見ようとする人は軽蔑されるべきです。
わかりやすくいえば東大卒だろうと高卒だろうと人間的価値は全く変わらないのです。学歴で人をバカにする人間が、本当のバカです。
また、私が塾の教師をしていた頃は、子どもたちが障害を持っている方への差別している様子も見受けられました。
これこそ人が見かけで人を決めつける際たるものだと思います。
こういったあるべきではない偏見や差別はなくなってほしいものです。
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もし、ズートピアを見なかったら後悔していただろうなぁ。
これまで同じ映画を2度見に行ったことはないのですが、ズートピアは行っちゃいました。それくらいいい映画でした。
はあちゅうさんが「今年のナンバーワン映画だった」と評価したのは大げさではなく、本当にそのとおりだと思います。
見に行ってよかったなぁ。
ズートピアって、ホントいい映画でした!
※もーとしだぁ.comより転載