先日、仕事が休みの日に家で映画を見ることにしました。
何気なくHuluを見ていたら、「あ、これだ!」と目を引いたのが「クレイマー・クレイマー」です。
私のなかで名作中の名作。今と昔では感想もまたちがうのかなぁと思い、見てみることに。
そして、実際に見てみると、何度涙を流してしまいました。
猛烈な仕事人間の旦那さん、家庭で家を守る嫁さん、やがて2人は気持ちがすれ違っていきます。
そのうち嫁さんは耐えられなくなり、子どもを置いて家を出ていってしまいます。
そして、嫁さんが子どもを取り戻すために裁判をおこしました。子どもを奪い合う壮絶な裁判が始まったのでした。
ストーリーはこんな感じ。
なんだか、今となってはありがちな感じの話です。
しかし、そこはダスティン・ホフマンとメリル・ストリープという重厚なキャスト。演技力が半端ないです。
また、その子役の演技もよかったです。
有名なフレンチトーストをつくるシーン。最初と最後では大違い。最初は下手すぎて見てられませんでしたね。
しかし最後はダスティン・ホフマンがとても上手につくっていました。手伝う子どもとの連携もバッチリ。しかし、2人とも無言で悲しそう・・・。
父と子が離れるのが決まり、なんとかいいお父さんでいようというダスティン・ホフマンの表情。それが笑顔なのに悲しげなんですよね。
それに対して子役のジャスティン・ヘンリーはストレートに悲しげな表情でした。それを見ると思わず涙が出てきます。
メリル・ストリープは父親から子どもを奪うことに罪悪感を感じながらも必死でした。
やはりこの3人の演技力が最大の見どころですね。2時間近く画面に釘付けでした。
映画.comのレビューを読んでみると「ありふれたストーリー」なんていう声もありましたが、あの演技見てたら全然関係ないなぁと思います。
泣きたくなるような映画を見たくなったら「クレイマー・クレイマー」を選ぶのがいいと思います。
親と子の愛情を感じる最高の映画でした。
いやぁ、映画って本当にいいもんですねぇ!