先日、LINE株式会社 上級執行役員の田端信太郎さんがこんなことをツイートしていました。
、「何を改善すれば良いか聞いたが、『自分で考えろ』と言われただけだった」というのは当たり前だよね。」「自分で考えられない奴は「アタマ」じゃなくて、「手」だから要らない。」 https://t.co/r1MKLbMZC5
「自分で考えられない奴は「アタマ」じゃなくて、「手」だから要らない」って名言です。ホントそのとおり。
仕事してても何も考えないやつはいるし、言われたとおりのことしかできない人も多いです。
子どもの頃から、学校では教えられたことしかアタマにいれないし、テストで重要なのはどれだけ知っているかということなので、結局何も考えられない大人になってしまいます。しょうがないといえばしょうがない。
大人になってから自分で「考えることができるアタマ」を養うしかないのです。世の中バカばかりってことですね。
そういう私も「考えられるアタマ」を持っているかと問われれば、「・・・・」と黙ってしまうかもしれません。
たとえばTwitterを見ていると、自分のアタマで考えている人のツイートというのはやはり他の人とちがいます。
有名人でいえばホリエモンこと堀江貴文さんやちきりんさんがそうだし、私の好きな東京姉妹さんなどもよく自分の考えを発信しています。やはり自分の考えを発信できる人ってかっこいいです。
ところで、先日の「President Online」でこんな記事がありました。
この中に、考えることについて書かれた部分がありました。
マッキンゼーでは、新人コンサルタントの「考える」プロセスを徹底的に鍛える。習慣的に脳に汗をかかせる訓練だ。元マッキンゼーの大前研一氏も、「読んだら3倍考える」を徹底して説いた。
日常、誰もが無意識に「読んだら考える」を実践している。が、これを意識的に行うことで脳が鍛えられ、「正解のない問い」に取り組む力が形成されるという。その結果、マッキンゼーでは、新卒2年目でも世の中の現実課題に対して、答えを提案できるようになるという。
この提案力は、「読んだら3倍考える」習慣のほか、「So What?(だから何?)」「Why so?(それはなぜ?)」のふたつの言葉で鍛えられる。何かの結論に達したときには、最低5回は「So What?」を繰り返す。
まず、大前研一さんが説いている「読んだら3倍考える」です。これは本を読んだらその本について3倍考えろということです。つまり読むだけでは考えたことにならず、そこで自分のアタマで考えて初めて自分のモノになるということなのです。
これは非常に重要なことですね。本でも記事でもブログでも読んだら考える癖をつけていかねばなりません。
また、「why so?」(それはなぜ?)や「so what?」(だから何?)と考える習慣も合わせてつけていきたいものです。
「なぜ」を考えて原因を追求することと、「だから何」でこれからどうするべきかを考える習慣をつければ、脳に汗をかかせ思考力が鍛えられます。
「自分で考えられない奴は「アタマ」じゃなくて、「手」だから要らない」と言われないように日頃から鍛えたいところです。
「so what?」と「why so?」で考える癖をしっかりつけていこうと思います。