2015-10-10 キャラメルボックス「水平線の歩き方」で泣いた(№85)

私の好きな劇団といえばキャラメルボックス。そろそろ、にわかキャラメルボックスファンというわけでもなくなってきました。

 

今年は「クロノス・ジョウンターの伝説」の2作品、「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」、「時をかける少女」、全部で4作品を観ました。

 

今回はキャラメルボックスがおくるハーフタイムシアター。60分の舞台「君をおくる」、「水平線の歩き方」の2本立てでした。どちらもおもしろかったです。

 

www.caramelbox.com

 

キャラメルボックスにハズレなしですね!

 

特に「水平線の歩き方」は泣いてしまうほどよかったです。ただでさえ泣ける内容だというのに、まわりの観客も泣いているからもらい泣きです。

 

 

 

あらすじはこんな感じ。

岡崎幸一は35歳。社会人ラグビーの選手。

ある夜、自分のアパートに帰ると、部屋の中に女がいた。

どこかで見た顔。彼女はアサミと名乗った。

それは、幸一が小学6年生の時に病気で亡くなった、母だった。

親子二人で暮らした日々が、幸一の脳裏に鮮やかに蘇る。

あの頃、母は大人に見えた。

が、今、目の前にいる母は、明らかに自分より年下だった・・・・。 

キャラメルボックスHPより)

 

この話は幽霊系なんですね。家に帰ってくると突然お母さんの幽霊が待っているんです。話はそこから始まりました。

 

お母さんだと信じられない幸一は疑いながらも、話をしていくうちに本当なんだと思っていく。そして、お母さんが亡くなってから現在までの状況を語っていくのです。

 

そして最後はなんと・・・。

 

キャラメルボックスならではの終盤のどんでん返し。えーって思いました。そして泣けました。

 

ストーリーがすごいです。話の内容がこんな組み立てになっているなんて思いませんでした。いつもながらのうまさです。

 

そして、この1時間の中にいくつの細かい笑いが込められていたことか。ところどころ小ネタが入って笑わせるのがキャラメルボックスです。それは最後の泣けるシーンのところでも同様です。

 

この笑いがあるからキャラメルボックスの舞台は他とちがうんだろうなと思います。

 

主人公の幸一は岡田達也さん、母は岡田さつきさんが演じました。この二人のやりとりも非常におもしろかったです。

 

ネタバレせずに内容を語るのはとてもむずかしいので、ちょっとうまく書けません。

 

ただ、言いたいことは、この舞台は何度も観たい舞台だということです。とても満足度が高かったです。

 

キャラメルボックスって本当にいいなぁと思った作品でした!

 

次回キャラメルボックス作品は「BREATH」。これも観に行きます。

www.caramelbox.com

 

楽しみー!