「美女と野獣」の静岡公演、想像していた以上にすばらしいものでした。
ストーリーはもちろんのこと、歌やダンスがとても華やかで立派でそれだけでも見る価値ありというぐらいすばらしかった!
終わったあとは余韻に浸っていました。
さて、この話の内容は、魔法によって野獣に変えられたお城の王子が、真実の愛によって元の人間の姿に戻れるという話です。お互いに愛し愛されることが必要なんです。
しかし、ふつうの人間が野獣の姿をした人を愛することができるのでしょうか。そこがこの話の中心部分です。
この物語の中では次第に2人は惹かれあっていきます。
私には真実の愛というのがどういうものかよくわかりませんが、少なくとも、愛の中心部分に容姿はありません。
まちがいなく愛の中心にあるのは心。
サン・テグジュペリの星の王子さまに「大切なものは目に見えない」とありますが、ホントそのとおりです。
容姿はきっかけにすぎません。野獣は人から嫌われる姿形をしています。最初は心も醜かった。
でも、最後には心を通わせていました。
人と接するとき「大切なものは目に見えない」のだと知っておきたいです。本当に相手のことを知りたいときは見えないところまで見る必要があります。
もし見ることができたら、そこに真実の愛を見いだせるのでしょう。
話は「美女と野獣」に戻りますが、この話は本当におもしろかったです。何度も観たいミュージカルでした。劇団四季は本当にすごいです!