2015-07-29 人はほめられるとうれしいから、ほめられるしくみをつくってみよう!(№12)

人間、ほめられればたいていの人はうれしいものです。「みっちー、がんばってるねぇ」、「みっちー、えらいねぇ」、「みっちーってなんでそんなに仕事できるの?」なんて言われちゃったら、それはもう前向きになっちゃうでしょう。

 

直接言われることもうれしいですが、表彰されたときもうれしいです。次の仕事の前向きさが数倍あがります。

 

それくらい「ほめる」という行為は人間のモチベーションを左右します。

 

私の前職は塾の先生でしたが、やはり「ほめる:しかる」の割合に関しては「ほめる」ほうを多くするように入社時から指導されていました。

 

(もちろん私は上司や社長からしかられてばかりでしたが・・・)

 

「ほめて育てるって効果あるの?」という声もたまに聞きますが、ほめるのが下手な人に限ってそういいます。「ほめる」という行為は相手のことをよく見ているからできる行為、すなわちいいところを指摘する行為です。

 

だからほめればその人のいいところがどんどん伸びていくのです。学校でも社会でも人をほめるという行為は重要なのです。

 

しかることが得意な人はあら探しが得意な人間だと言えるかもしれません。あら探しなんて誰でもできますからね。

 

たしかに「しかる」も大事かもしれません。よく「しかられて育った」人の話を聞きます。「あの時たくさんしかってくれたから自分は成長してんだ」という類の話です。

 

しかられるとネガティブエンジンが発動します。自分がネガティブな状態になってそれをバネにしてがんばるという状態です。

 

「こんちくしょう!」、「がんばらなきゃ、またしかられる」、「負けてたまるか!」などというネガティブエンジンの力はとても強いです。だからたまには発動するのもいいでしょう。

 

でも年がら年中しかられていてネガティブエンジンを発動しても楽しくないし、めげてしまうこともあるでしょう。

 

やはりポジティブエンジンをたくさん発動させたいものです。ほめられて、「自分はできるんだぁ」と自信をつけながら「次もがんばろう」という状態です。

 

ところで、「ほめる」ということについてあらためて考えたのは鮒谷周史さんのメルマガ「平成進化論」(平成27年7月19日 平成進化論 4327号)が「褒められるために、頑張る!」という、不純に見えて不純じゃない動機というタイトルだったからです。

 

鮒谷さんは次のように述べています。

 

人間、褒められると、いやが上にもモチベーションは、上がらざるを得ない(笑)

人間なんて単純な生き物で、褒められれば、やる気が出る。褒められなければ、やる気が出ない。ただそれだけの話。

 

小難しい本を読んで、「どうすれば自分のモチベーションを上げることができるだろうか」なんて悩むヒマがあったら、「褒められるために仕事すれば?」って思います。

 

たしかにそのとおりですよね。モチベーションあげるためにいろんな方法論があると思いますが、鮒谷さんがいう通り「褒められるために仕事をする」ということも必要です。

 

さらに鮒谷さんは次のように述べています。

 

毎日、楽しく明るく元気に仕事を続けていきたいのであれば、大切なのは、「毎日、褒められる環境(仕組み)を作る」ということ。

 

自分でほめられるしくみをつくっちゃおう!ってことです。そうしたらなんでも楽しくできそうですね!

 

さて、このブログもみなさまにほめてもらえるよう一生懸命書こうと思います。でも私を知らない人はどうやってほめればいいんだろうと思いまして、アンケートつくってみました。

 

このブログの最後に貼っておきますのでできればほめてください。アンケートと一言書く欄があります。初の試みなのでうまくいくかどうかはわかりませんが、うまく言ったらそれはそれでほめてください!ではよろしくお願いします。