私が毎月購読している雑誌『致知』。
この雑誌は人間学を学ぶ月刊誌です。
しかし、なかなか目を通すことが出来ていませんでした。
せて、先日、先月号の『致知』を開いて見ていました。
そこで目にとまったのが巻頭の言葉。
内容(あらすじ)は以下のとおりです。
日本は第二次世界大戦に破れてから驚くほど回復した。
しかし、生まれた自分の国に誇りを持たない人が多い。
この国の将来ことを考えるとき、
ポエニ戦争でローマに敗れて民族が消滅していった「カルタゴ」のことと、
民族の独立はおろか、思想、言論の自由もまったくなかった。
しかし、「わが民族jの未来は自分たちの手の中にしかない」と
叫んでお互いに手を結び、それを「人間の鎖」と呼び、
バルトの道をつなぎ続けた。
そして筆者は次のように結びます(以下引用)。
我が国が1905年日露戦争に敗れていたとしたら、
ロシアの領土にされ、このバルト三国と同じ運命を辿ったに違いない。
迷える日本人よ。世界の歴史が説く民族滅亡の三原則を
心して聞けと叫びたい。
1、理想(夢)を失った民族
2、全ての価値をもので捉え、心の価値を見失った民族
3、自国の歴史を忘れた民族
我々は日本人として誇りをもっているか。
日本の文化に誇りを持っているか。
外国の人に自国の歴史を語れるのか。
日本人は民族として夢はあるのか。
また政治が悪いと嘆くだけでひとりひとりはしっかり考えているのか。
ひとりひとりが日本の将来について考えているのか。
『致知』を読んでさまざま反省しました。
もっと自国の歴史について学び、自国の将来について
真剣に考えていきたいです。
また若者にも伝えていきたいです。