アフォリズム

今、本田直之さんの『人を動かすアフォリズム90』を読んでいますが、アフォリズムというと芥川龍之介侏儒の言葉』を思い出します。

高校生のころ夢中になって読んだ記憶があります。なんであれほど夢中になって読んだかはわかりませんが、とにかく若い私にはおもしろかったのだと思います。

衝撃を受けたのは「恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。」という言葉です。

若いときは「愛とは」「自由とは」「生きるとは」などいろいろ考えていました。そんなときに上記のような文章を発見して「恋愛って性欲なの?」と真剣に考えたものです。 今はこういうこと考えるの停止しています。いいことなのか、悪いことなのか・・・。 さて本日の勉強の記録です。

 

勉強の記録

①読書 ひきつづき、本田直之『人を動かすアフォリズム』を読んでいます。 本書は本当に広範囲な分野からの名言を紹介していますが、しっかり中国の古典の紹介もしています。 本田さんは次のように述べています。

古典を読むにはコツがあります。それは一見物足りないのでは?と思うような、できるだけ平易に書かれたものに取り組むことです。そうした入門書をまず読み、興味を覚えたら、もっと歯ごたえのある解説書に取り組めば、途中で投げ出すことがなくります

そして『論語』と『孫子』の入門書が紹介されています。 私も『論語』の「学んで思わざれば則ちくらし。思うて学ばざれば則ちあやうし」は好きな言葉です。 学んでも自分で考えなければだめだし、自分で考えるだけで人から学ばなければ誤ったまま進んでしまうことがあります。自分で考えること、学ぶことその両方が必要だということを『論語』から学びました。 だからたくさん人や本から学ぶし、そして考えるようにもしています。もちろん考えが足りずに怒られることも多いのですが・・・。

話はそれましたが、今まで私はまず原典にあたることを重視してきました。本物を無視することはできないからです。 しかし、難しいものに体当たりしその結果無理だと感じてしまうよりは、本田さんの言うように入門書を読んでウォーミングアップがすんだ状態で次のステップに行くほうがいいと思います。

ちなみに鮒谷さんも「平成進化論」の中で 「知らない世界への『水先案内人』としてのマンガの効力の大きさ」について実感したと述べてます。 また「とっつきにくい、自分の知らない世界を学ぼうと思ったら実はマンガのようなものから入るのは、結構近道なんですよね」とも述べています。 いずれにしても入門書を読んで中国の古典をもっと仕事にいかしていきたいです。 さっそく試してみたいと思います。

Podcast・・・1時間の車通勤なので運転してるときに聞いています。 本日は聞きませんでした。

③平成進化論・・・尊敬する鮒谷周史さんのメルマガ 「投資」がテーマでした。投資といっても株式投資や不動産投資ということが直接のテーマではないのですが。 倹約したからといって富を得るのではなく、倹約して生み出したものをちがうものに投資することによって富を得るという内容でした。 今まであまり考えていませんでした。 もっと生活を切り詰めて貯金にまわそうなどとふつうに考えていましたが、なるほど、切り詰めてそれをもっとちがうところにつかうのかと気づきました。これからもう少しどこにお金を使おうか考えようと思います。 そのまえに節約しなくては・・・。

では本日はこの辺にします。もっと勉強しなくては!