甲子園の試合を1試合も見なかったみっちーです。
いつの間にか決勝が終わってたんだね。
そう言えば、先日の日経新聞に甲子園大会で優勝した履正社(大阪)の岡田龍生監督のことが書いてあった。
岡田監督は
今の子どもたちに、ああしろ、こうしろだけではダメ。なぜそうするかを、きちんと説明する
と言う。
そして、選手に対しての言い方に気をつけていたらしい。
例えば
ボールに手を出すべからず
ではなく
ストライクを積極的に打つべし
というように「べからず」ではなく「べし」という言い方をしているとのこと。
つまり、否定形で指導するのでなく、肯定形で指導するということだ。
もしかして、人のやる気を出させるうえで、これは大切なことなのかもしれない。
確かに「ボールに手を出すな」というより、「ストライクに手を出していこう」というほうがやる気が出るような気がする。
「これやっちゃだめ」と教えるよりは、「これはこうやるんだよ」というふうに教えるのが、やる気が出る指導法なのだろう。
この話は、人の指導方法はもとより、自分へのモチベーションアップにも役立つものだと感じた。
私は毎日のように反省している。
今日はあんなこと言っちゃったから、次は言わないようにしよう・・・
今日はこんなことしちゃったけど、次からはやめよう・・・
このように反省しては、自分に対していろいろ禁止事項をつくる。
だが、あれもダメこれもダメだと、どうもがんじがらめになったような気になる。
しかも、悪いことに毎日自分を否定している気持ちになる。
自分で自分を萎縮させているわけだ。
これはやはり岡田監督のように「べからず」ではなく「べし」でいくべきだと思った。、
反省して、「次はこうしよう」と肯定形で言ったほうがやる気が出るにちがいない。
「寝坊しないようにしよう」
ではなく
「早起きしよう」
「人の悪口を言わないようにしよう」
ではなく
「人をほめよう」
こんなふうに言い換えると、前向きにやっていけるような気がする。
これから、ちょっと気をつけてみることにする。