おはようございます。みっちーです。
私はちきりんさんのTwitterをフォローしているのですが、先日興味深いツイートをしていました。
今回は、そのツイートについて書いてみたいと思います。
よろしくお願いしますm(_ _)m
ちきりんさんのツイートより
先日、ちきりんさんがこのようなツイートをしていました。
マーケット感覚の本にも書きましたが、ネット書店は「決まった本を買う」には役立つけど、「新しい本と出会う」ためにはまったくもってuseless. 前者が「時間の節約」という価値しか提供できないのに対し、リアル書店は「世界を拡げてくれる」わけで、その価値の差は比べようもない。 https://t.co/Y5SmTxMrYO
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2019年4月13日
ネット書店→決まった本を買うのに役に立つ。新しい本を買うには役立たず。
リアル書店→自分の世界を拡げてくれる。
まとめたつもりだったが、ちきりんさんのツイートがまとまっていたため、それ以上は無理だった(笑)
で、「なるほどな!」と思っていたら、さらに次のようなブログが更新された。
とても簡単にまとまっていたご自身のツイートを、今度はかなり詳しく説明されていた。
で、ますます「なるほどな!」と思った。
さっそく、それを体感するために書店に行ってみた。
ここはJR有楽町駅前にある三省堂書店。1階と2階が本屋さんになっている。
大型店舗ではないが、品揃いはけっこう豊富な感じのお店だ。
中に入ってみると、当たり前ではあるが見渡すかぎり本だらけ。特に欲しい本があって来たわけではないので、とりあえず目立つところに行ってみた。
お店のはじっこのほうに、新刊やベストセラーコーナーがあり、本が平積みされている。どこの本屋さんにもありそうなコーナーだ。
あっ、本屋大賞受賞の本だ!
先日、2,018年の本屋大賞受賞作品「かがみの孤城」(辻村深月著)を読み終わったばかりだったので、まずはこれが目についた。
今年は瀬尾まいこさんという方の「そして、バトンは渡された」が受賞したんだね。発表はもうすぐだなぁと思っていたのにすっかり忘れていた。
そしてちがう棚に目を移すと、こんなところに・・・
これまた、2,017年の本屋大賞を受賞した恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が平積みされているじゃありませんか!!!
この作品、とうとう文庫版が出版されたようだ。
店員さんの「驚愕」という文字が目立っているね!
「この本は・・・凄すぎて」とか「本当に凄いです」とか書いてあるが、実際そのとおり。読んでない人はぜひ!
で、また、もとの棚にもどってみると、ビジネス書のところにこんなのがあった。
なつかしの「チーズはどこへ消えた?」だ。発売当初はかなり話題になって、ずっと売れ続けていたような気がする。ただし、恥ずかしながら私は読んでない(笑)
今度読んでみようかな・・・ていうか、どうやら続きが出たようだ。その名も「迷路の外には何がある?」。
あわせてこちらも読むべきなのだろうか。まずは「チーズはどこへ消えた」を読んでから考えよう。
(すっかり読む気でいる)
「あ、ドラえもん!」と思ったら、「著 辻村深月」となっている。
実は、今年の映画ドラえもん「のび太の月面探査記」は、辻村深月さんが脚本を書いたのだ。
辻村さんといえば、先ほど紹介した「かがみの孤城」の作者だ。彼女が「ドラえもん」のことを好きだと知ったのは、彼女の作品を読むようになってからなのだが、実際、「ドラえもん」の脚本を書くほど好きだったとは知らなかった。
そして、この棚に置いてあるのは、脚本ではなく小説版「のび太の月面探査記」なのだ。
いやいや、全く知らなかった。本屋さんに行くと新発見だらけだね。
そしてもちろん、ちきりんさんの新刊「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」も置いてありました。
ペラペラとページをめくってみたのだが、ちきりんさんの部屋のビフォー・アフターが載っていて、興味深かった。
どうしてこのようなリノベーションをしたか、ちきりんさんの考えを知ることができるので、私はこの本を買うつもりだ。リノベ予定などないが。
ここまで来て、私はすっかり自分の目的を忘れていた。
そうそう、リアル書店は「世界を拡げてくれる」かどうか見に来たのだ。
で、結果は、もう一目瞭然。はっきり言って、本屋さんで新発見ばかりだった。
どんな本が発売するのか、アンテナを張っている人だったら、恩田陸さんの文庫本や本屋大賞の受賞本などが本屋さんに並んでいることは予想できるだろう。
しかし、それでもすべての書籍の情報を事前に仕入れていくなんて至難の技だ。
ところが、リアル書店に行くと、何も事前に情報を入れていかなくても、次々にいろんなことを発見する。
私が書店にいた時間はものの15分程度。立ち寄ったコーナーは新刊のコーナーとビジネス書のコーナーの一部のみだ。それにもかかわらず、たくさんの発見があったことに驚いた。
すっかりちきりんさんのツイートについて納得してしまったのだった。
最後に
インタネットの時代だけど、リアル書店のいいところを再認識した。
実は書店にかぎらず、リアル店舗のいいところもたくさんあるのだと思う。
そういうの発見していきたい。