おはようございます!
みっちーです。
月曜日に映画を観てきたので、その感想を書いてみたいと思います。
本日もよろしくお願いしますm(_ _)m
イオンシネマ板橋にて
ここは東武東上線の東武練馬駅下車、歩いてすぐそばのイオン。この店舗の5階にイオンシネマが入っている。
すでにインターネットで予約してあるので、この券売機で発券すればよい。
発券の仕方も簡単だ。
「QRコードを利用する方はこちら」のほうを選べば、あとは予約時に送られてきたQRコードを読み取り機にかざすだけだ。
劇場はスクリーン5、Lー7。
L列は最後列、7番は通路側。この劇場は真ん中が通路となっていて、ちょっと嫌いなタイプである。
L列7番からの眺めはこんな感じで、そんなに悪くないし、一番後ろで通路側なので気持ち的には落ち着いて観ることができる。
スクリーンまではちょっと遠い気もするが、なかなかいい席だ。
「バイス」の感想
まずはあらすじ。
1960年代半ば、酒癖の悪い青年だったチェイニーは、後に妻となる恋人リンに叱責されたことをきっかけに政界の道へと進み、型破りな下院議員ドナルド・ラムズフェルドの下で政治の裏表を学んでいく。やがて権力の虜になり、頭角を現すチェイニーは、大統領首席補佐官、国務長官を歴任し、ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の座に就くが……。
この作品は実話に基づく。
主人公は、実在する人物のディック・チェイニー。彼は大統領首席補佐官や国防長官を歴任し、その後ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領になった人物だ。
若い頃に、後に妻となるリンと知り合うも、大学は中退。仕事に就くが、酒癖が悪く警察にやっかいになり、リンに激怒される。
それがきっかけで、政治の世界に転身した。
政治家となってからは、ドナルド・ラムズフェルドを師とし、どんどん頭角を表していく。
いったん政治の世界から身を引くが、ジョージ・W・ブッシュの誘いに応じ、条件付きで副大統領を引き受ける。その条件は、自分にも権力を持てるように職務分掌を割り当てることだった。
かくして、ディック・チェイニーは、やりたい放題やっていくわけであった・・・。
さて、感想だが、
この当時のアメリカってこんな感じだったなんだね・・・、こわっ・・。
と思った。
まさに、チェイニーのやりたい放題。大統領がいるのに、大統領を超えた権限を持っていたと言っても過言ではない。
9.11後にイラク戦争が起きたのも彼のせいだ。アメリカは、イラクが大量の破壊兵器を持っていたという名目で軍事介入を進めた。結局、そんなものはなかったんだけどね。
この人のさじ加減で、アメリカは動いていたのだ。そう思うと怖いね。
チェイニーを演じたクリスチャン・ベールがチェイニーそっくり。役づくりのために20Kg増量したというのが話題だったが、この人マジでクリスチャン・ベール?って思ったほど。
見かけだけでなく、演技も不思議な圧力を感じた。権力という圧力を態度で表すのは大変だろうが、しっかり役にハマってたね。
バイスはクリスチャン・ベールの演技力そのもので成り立っていたと思う。
チェイニーに対して、当時のブッシュ大統領は、かなり間抜けに描かれていた。日本にいる私には、アメリカの大統領は威厳そのものなんだけど、実際はそうでもなかったんだろうか。映画を観たかぎりではそう感じてしまう。
こんな映画なのだが、全体的にはコメディタッチの要素が随所に散らばっていて重すぎず軽すぎずの出来ばえ。
毎度思うんだが、アメリカのことをもっと知っていれば、より楽しめたかもしれない。
最後に
アメリカの闇の部分を描くこの映画、なかなか楽しめた。
この映画はオススメできると思う!