2017-07-05 「バベルの塔」展に行ってよかった!

バベルの塔!!!

 

子どもの頃、「バビル2世」(横山光輝原作)というアニメがあり、その中に出てきた「バビルの塔」というのが、印象的でした。

 

原作のコミックはこちらです。

私は全巻持っていました。

 

作者の横山光輝さんは、「三国志」の漫画版を書いたことでも知られています。また、「鉄人28号」の作者としても知られていますね。 

 

さて、バビル2世が住んでいる「バビルの塔」が、あの「バベルの塔」をモデルにしていると知ったのは、かなり後になってからのことでした。

 

そもそも「バベルの塔」って何かというと、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔のことです。

 

なんかでよく見かける、あの作りかけの塔ですよね。

 

世界中で知られている「バベルの塔」の絵、それが日本に来ているということで、見に行くことにしました。

 

場所は上野にある、東京都美術館です。

 

f:id:motoshidaa:20170706030311j:image

ちなみにチケットはオンラインで取りました。

 

インターネットで申し込むと、メールが送られてきます。そこに添付されたURLを踏むと、QRコードが出てきて、それがチケット代わりになるわけです。

 

なんと便利なシステムじゃあ、ありませんか!

 

それを入り口で見せると入場できる仕組みとなっています。

 

上記の写真は、QRコードを見せたら、引き換えにもらった半券です。

 

ネットで申し込んでも、こうやって半券がもらえるんですね。

 

 

f:id:motoshidaa:20170706030321j:image

これは建物を外から撮影したものです。

 

このガラスの裏では、記念撮影ができるスペースが設けられています。

 

私も撮ってきました。

 

 

f:id:motoshidaa:20170706030533j:image

バベルの塔って作りかけなのに、すごく高いんですよね。

 

なんと、推定510mもあり、東京タワーより高いのだ!

(画像の右側が東京タワーの模型です)

 

この絵の中では、人間なんて蟻のようです。

 

 

さて、「バベルの塔」展ですが、見に行って本当によかったです。

 

今回は駆け込みで行ったので、ギリギリセーフでした。上野では7月3日まで、7月18日からは国立国際美術館で展示されます。

 

何がよかったって、まず、ブリューゲルが描いた本物の「バベルの塔」の絵を見ることができたことです。

 

行ってみたらわかりますが、写真で絵を見るのと、本物を見るのとではえらいちがいです。絵の世界に入り込んでしまうような感覚になることさえあります。

 

そして、その「バベルの塔」に描かれている描写がかなり細かい!

 

人間が約3ミリくらいの大きさで描かれているようで、これはよく見ないと本当にわかりません。

 

細かいのですが、多くの人が作業をしている様子がわかります。

 

また、下からレンガがクレーンみたいなもので持ち上げられている様子も描いてあります。

 

ていうか、この塔はレンガで出来ていたんですね。驚きです。

 

それから、この塔の中には教会まであるんです。

 

絵を見に行って、初めて知ったことばかりでした。

 

ふだん絵に興味がなくても、時間をつくって見に行ったほうがいいなぁとつくづく思いました。

 

自分の世界が広がること、まちがいありませんから。

 

今回、見に行くことができて、本当によかったなぁ。また他の美術館も行ってみよう!