2017-06-29 映画「インサイド・ヘッド」は名作中の名作だな!

仕事が休みだったので、うちで映画を観ることにしました。

 

もう上映してから2年も経ってるんですね。

 

 

映画館で吹替版で観たんですが、ものすごく奥が深くて、感動した記憶があります。

 

そこで、今回は字幕版で観ることにしました。

 

この話を知らない方のために、ストーリーを映画comより引用します。


ミネソタの田舎町で明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で都会のサンフランシスコに引っ越してくる。新しい生活に慣れようとするライリーを幸せにしようと、彼女の頭の中の司令部では「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情が奮闘していた。しかし、ある時、カナシミがライリーの大切な思い出を悲しい思い出に変えてしまう。慌てて思い出を元通りにしようとしたヨロコビだったが、誤ってカナシミと一緒に司令部の外に放りだされてしまう。ヨロコビは急いで司令部に戻ろうと、ライリーの頭の中を駆けめぐるのだが……。

 

簡単に言っちゃうと、感情の話。

 

頭の中にある

 喜び

 悲しみ

 怒り

 ムカムカ

 ビビリ

の5つの感情が頭の中でどのように作用しているのかを、擬人化して表現しています。

 

トーリーの解説はネットにある無数の記事におまかせします。




この映画を観て、まず思ったことは、

自分の頭の中にさまざまな感情があるんだなぁ

ということ。

 

これは、当たり前のことなんだけど、再認識しました。

 

喜んだり、怒ったり、悲しんだり・・・、その繰り返し。

 

だけど、そういった感情があるから、さまざまな思い出が作れるんですね。

 

だって、喜んだり、悲しんだりしなかったら、記憶に残りませんからね。

 

そういう意味では、自分の感情をもっと大切にしたいと感じました。

 

この映画を観るまでは、怒ってる自分がキライでした。でも、それも自分です。

 

すぐに悲しむ自分もイヤでした。

でも、それも自分なのです。

 

怒ったり、悲しんだりするから、逆に喜びも大きくなるわけです。

 

 

 

インサイド・ヘッド」では、カナシミの存在にかなりイラッとしました。

 

たぶん観ている人はみんなそう思ったはずです。

 

だって、楽しい思い出も、カナシミがいるだけで悲しい思い出に書き変えられてしまうからです。

 

でも、リーダー格であるヨロコビは途中で気づいたのです。

 

悲しいことがあるから、喜びもあるんだ

どの感情も大事なんだ、と。

 

ハッとしますよね。

 

私の過去の記憶を遡ってみると、やっぱり、いろんな感情がうずを巻いています。

 

一番悲しかったことは、彼女にフラれたことかなぁ。

1年くらいウジウジしてたし・・・

たぶんこのときの頭の中のリーダーはカナシミだったはず(笑)

 

一番の喜びは、けっこう最近のことですが、母の笑顔かなぁ。

実家に帰るとすごく喜んでくれて、逆にうれしくなります。

 

怒りはひとつに決められないのですが、やっぱり前職での社長に言われた数々のことかなぁ。

 

そういった感情、すべてが思い出となっているし、いま生きる喜びにつながっているのです。

 

そんなことを気づかせてくれる「インサイド・ヘッド」ってすごい映画だと思いました。名作中の名作です。

 

ぜひぜひ、みんなに観てほしい作品ですね!