2016-06-11 子どもがやる気がなくて勉強しない・・・と考える前に(№332)

先日、仕事の休憩中に食堂で、先輩が子どもについて話していました。

 

「目標が全然ない」

「だから勉強のやる気がおきないみたい」

 

そんな内容でした。

 

目標がないのは勉強する目的がはっきりしていないからでしょう。では、勉強する目的は?

 

だいたい、中学生以降で習うことが将来役に立つことなんてほとんどありません。それは大人が肌で感じていることだと思います。

 

また、「勉強したら役に立つことばかりなんだよ」とはっきり子どもに言えたら、子どもはもっと勉強するでしょう。

 

それが言えないから勉強する目的が子どもに伝えられないわけです。

 

なんとなく

 

「勉強さえしとけば、将来役に立つから」

 

とか

 

「大学さえ卒業しとけば、将来役に立つから」

 

では説得力がありません。

 

だからやる気を出させることもできないのでしょう。子どもがやる気が出ないのは無理もありません。大人が勉強する目的を伝えられないのですから。

 

「子どもがやる気がなくて勉強しない」と考える前に、まず勉強する目的をはっきりと具体的な意見を持つべきなのです・・・。

 

 

さて、そんな話をしていたあとの私・・・。

 

実は、仕事のモチベーションが全然ありません。やる気がいまいち起きない毎日です。

 

それで思ったのです。

 

「あー、やる気が出ない子どもと全く同じじゃないかー」

 

と。

 

私が今の仕事をする目的ってなんだろう?もちろん生活のために稼がなくてはいけないというのがあります。

 

しかし、それだったら今の仕事でなくてもいいわけです。今の仕事をする理由が見いだせないのです。

 

 

というわけで、ちょっと、モチベーションをあげるために今の仕事をする目的を自分で考えなきゃと思っています。

 

ていうか、今の仕事やってていいのか、とも思ったんだけどね(汗)

 

とりあえず、もう少しがんばってやりますけど。