2016-04-15 セブンイレブンをつくった鈴木敏文氏は挑戦をし続けてきた(№274)

先日、セブン&アイ・ホールディングスの会長辞任を表明した鈴木敏文氏ですが、何冊か本を出していて、そのいずれもがとても参考になります。

 

そして現在読んでいるのがこちらです。

働く力を君に

働く力を君に

 

 

もうすぐ読み終わるんですけど、中身がとても濃くて、参考にするべきところが多いです。

 

鈴木氏はこれまでさまざまなことに挑戦してきました。セブンイレブンを日本に作ったことはもちろんですが、他にも、大きなところではセブン銀行を立ち上げたことがあげられるでしょう。

 

細かいものはあげたらキリがありませんが、たとえばセブンカフェは成功事例にあげられます。

 

そのような成功例をたくさん持っている鈴木氏ですが、これはたくさんのことにチャレンジしてきたからなのです。

 

『働く力を君に』の「はじめに」の中で、「挑戦」についてこのように言っています。

挑戦とは特別なことではなく、実は誰もが自分の生活のなかでやっていることです。100メートルを一五秒で走っていた人が、いきなり一〇秒を目指そうとしても、それは無謀でしかありません。しかし、自分の実力を伸ばそうと、さまざまなトレーニングを自らに課しながら、記録を〇・五秒ずつでも短縮しようとするのは、挑戦といえます。気づいたときには、自分でも驚くほど実力がついている。

 

「挑戦」は特別なことではありません。日々、何かしら新しいことをやっているから人は成長するのです。

 

つまり

「挑戦=新しいことをやる」→「成長」

というわけです。

 

だから挑戦することが大事なわけで、成功や失敗はまずは置いといていいでしょう。

 

以前にもどこかで書きましたが、仮に失敗したとしてもそれはそれでいいのです。

 

成功の反対は失敗ではない。失敗は成功への過程に過ぎないのですから。

 

だから新しいことをやれば、結局は成長につながっていくのです。頭ではわかっているんですけどね・・・。

 

でも、成長する方法がとてもシンプルだということに気づきました。

 

成長するには日々新しいことを実行していくだけ、ただそれだけです。

 

さきほどの引用のとおり、100mを15秒で走っていた人がいきなり10秒で走ろうとするのは無謀なことです。そんなに無理はしなくていいのです。

 

ただ単に、昨日とは別のこと、というよりは昨日やっていたことに改善を加えて、新たにやっていけばいいのでしょう。

 

そうすれば成長していくのだと思います。


鈴木敏文さんみたいな大きなことはできません。ただ、自分なりにいつも新しいことにチャレンジしていれば必ず大きなことを成し遂げるはずです。


がんばります!