参宮橋トランスミッションで劇団浪漫狂の公演がありました。「振り向けば優しい心の贈り物」というタイトルで3話の短編です。
3話ともテーマは「ありがとう」でした。
1話目は結婚する前夜の父と娘の話です。男手ひとつで育てた父の思いと、今まで父の苦労をそれほど考えずに育ってきた娘。その気持ちの交わり方が見どころでした。
2話目は母子家庭の母と子のお話です。貧乏で何も買ってあげられない母、何一つ買ってもらえない子ども、その2人のやりとりに最後は胸が熱くなりました。
3話目は末期ガンのおじいちゃんと痴呆症のおばあちゃんの話です。このふたりのほのぼのとしたやりとりがとてもよかったです。最後は観ていて切なくなりました。
観終わったあと、人間の交わりの中で一番大切なのは感謝なんだろうなぁと改めて感じました。
前回のブログのテーマが「おかげさま」でした。
2015-08-06 はじめて◯◯◯◯をもらった話!(№20) - みっちー日記3 楽しい人生をつくる!
いつも「おかげさま」の精神を忘れないようにしようと書いたのですが、「おかげさま」の精神とは感謝の心です。感謝するのはすごく当たり前のことなのですが、でも忘れがちになります。
いつも人に感謝して生きていきたいと思います。
終演後、1話目の娘役・3話目のおばあちゃん役を演じた伴優香さんとお話をしました。この舞台の中心人物です。
伴さんは大学4年生で学生をやりながら演劇をしている方です。もちろん卒業後も演劇を続けていくということで、今後の活躍が期待できます。ただしばらくは舞台がないので残念です。
そんな伴さんが演じた娘とおばあちゃんはとてもよかったです。特におばあちゃんは動きもしゃべり方もよく研究されてたなぁと思いました。
人を泣かすようなセリフは全然言ってないのに、私は涙があふれてきました。伴さんよかったなぁ。
そういえば伴さんが「この舞台をやると誰かにありがとうと言いたくなる」と言っていました。
「ありがとう」っていいことばですよね。
ふだんしっかり「ありがとう」って言えているのか、もう一度自分の日常をふりかえってみたいと思います。
劇団浪漫狂のみなさん、いい舞台をありがとう!
そして伴さん、いい演技をありがとう!
こちら一瞬で終わるアンケートです。ご協力をお願いします。