吉野弘「生命は」が、私を励ましてくれる

人はなぜ生きなければいけないのか 命とは何なのか 自分の存在は必要か 若い頃、いろいろ考えたものでした。いや、幾分、年をとった今でもたまには考えたりもします。 そんなことを考えていたあるとき、ふとこの詩が目に留まりました。詩人、吉野弘の「生命…

古今和歌集「世の中に絶えて桜のなかりせば・・・」の気持ちがわかってきたかも

ここ数年で、いろんなところに桜を見に行くようになりました。 最初は近所の桜を見れば満足だったのだけれど、そのうち、いろんなところの桜を見たくなり、インターネットで桜の名所を調べては行くようになりました。 しかし、計画を立てるのが本当に難しい…

万葉集の歌人、大伴家持の孤独「うらうらに照れる春日に・・・」

我が国最古の和歌集「万葉集」。その編集に深く関わったといわれているのが大伴家持です。 万葉集には家持自身の和歌が五百首ほど収録されていますが、その中で、こういうのがあります。 うらうらに 照れる春日に ひばりあがり こころ悲しも ひとりしおもへ…

泉鏡花「外科室」のなかに純愛を見た

最近、小説を読まなくなったので、どんな作品がいいかって聞かれてもこたえることができません。 ただ、以前、知人から、いくつかオススメの作品を紹介してもらいました。 そのうちの一つが泉鏡花『外科室』です。 そもそも、これまで泉鏡花の作品を読んだこ…

八木重吉「犬」のうんこがきっかけで、私は詩を読むようになった

私と詩の出会い、それは八木重吉でした。 高校の国語の授業のときに、詩を書くという課題があって、私は短い詩を書いたのです。 それを読んだ先生が 「八木重吉みたいな詩だなぁ」 と言いました。 八木重吉かぁ・・・ 当時、私は八木重吉を知らなかったので…