芥川龍之介『侏儒の言葉』より、「或る幸せ者」について

芥川龍之介といえば、「蜘蛛の糸」とか「羅生門」が有名かな? それぞれが、魅力的なお話で、今読んでも、魅力あるお話ばかりです。 冒頭の画像は岩波文庫版『侏儒の言葉』の表紙ですが、ご存知の人も多いですよね。私は高校生の頃に読んだのですが、とても…

高村光太郎「あなたはだんだんきれいになる」の心を持つ

もう、けっこう昔のことになりますが、都知事選前に石原慎太郎氏が、小池百合子さんに向かって「大年増の厚化粧」と言ったことがありました。 www.j-cast.com このニュースを耳にした多くの人が「何言ってんだ、このオヤジ」と思ったはず。もちろん私も思い…

涼しい風は、万葉歌人、額田王の「君待つと・・・」を思い出させる

8月が終わると、急に涼しい風が吹く日があります。いつの間にか、寝苦しい夜もなくなっていくんですよね。 そうすると、もう秋です。秋は知らぬ間にやって来て、気づけば「涼しい」が「寒い」に変わり冬になります。 さて、そんな秋ですが、秋といえばやっぱ…

万葉集に残された無常の歌「世の中を何に喩へむ・・・」

命、人生、運命・・・、これらのことは、考えても考えてもどうにもならないものですが、それでも考えてしまうものです。 なんで、この世の中に生を受けたのかなぁ? 生きてることに意味があるのかなぁ? 運命には逆らえないよなぁ・・・ ・・・などなど。 そ…

村田沙耶香さん『消滅世界』にかなり衝撃を受けた

『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香さん。いつか読もうかなぁ・・・って思っていたんですが、どこかのサイトで『消滅世界』という怪しげなタイトルを見つけたので、まずこれを読むことにしました。 ところで、この世界、おかしい。 どこがおかし…