歴史を学ぶ

歴史が弱いので
堺屋太一『東大講義録 文明を解くⅠ』
を読むことにしました。

この本は著者が2002年4月~7月に
東大先端科学技術研究センターで講じた
講義録だそうです。

現代を「地価社会」とし、その解明が目的です。
ではそれは何なのか。

産業革命ではじまった近代工業社会が終わり、
まったく新しい世の中、地価社会が生まれる」


と前書きで述べています。

「近代工業社会」では

物材の豊富なことが人間の幸せ

でした。しかし次第にその考えに疑問が生まれました。
物が多いことが幸せではなく

各個人の満足の大きさこそ人間の幸せではないか

という考え方です。それに気づいた国とそうでない国は
経済的に差がついてきます。そこに至る過程を
この本では考察するわけです。

これから自分の考えをしっかり持つ上で
歴史を学ぶことは必須です。
しっかり自分の中に取り入れていきたいです。