「偏執狂短編集 ⅣΣ」に行ったが、ことばにはできないくらいのすごさだった(令和元年6月27日)

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おはようございます。みっちーです。

 

「偏執狂短編集 ⅣΣ」という舞台を観劇したんだけど、この作品はマジですごくて圧倒されてしまった。そのすごさは、いままでに味わったことがないくらいだ。

 

そんな舞台の感想を今日は書いていくので、よろしく!

 

 

サンモールスタジオにて


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サンモールスタジオは、新宿御苑駅から徒歩5分くらいのところにある。

 


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今回はぶっ通し公演ということで、開演が14:00で終わりが21:00という長丁場。

 

「偏執狂短編集 ⅣΣ」は2つの章からなる短編集で、それぞれ200分くらいの上演時間なのだ。

 

観ているほうも大変だが、やってるほうはもっと大変そうだね。

 

それから、座席は自由席なので、開場の30分前に行ってみたらすでに列ができていた。私はあまく見ていたようだ。

 

チケットは完売していたうえに開演1時間前から何十人も並んでいるとは、かなりの人気。

 


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こちらはお花。


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はるかぜちゃんこと春名風花さんも出演している。

 

劇場内はかなりせまくて、おそらく収容人数は100人程度だろう。かなり舞台と客席が近く感じる。

 

 

偏執狂とは

 

「偏執狂」の説明は、コトバンクにこうある。

パラノイア,妄想症とも呼ぶ。妄想体系が潜行的に発展する状態。そのほかの精神症状は伴わない。つまり,普段は思考意志,明晰で秩序のとれた行動を保っているが,いったん妄想が始ると,攻撃性,不機嫌,猜疑的な傾向が現れる。妄想体系は,基本的に被害か誇大かの2方向を示す。 19世紀にフランスで用いられたモノマニーという概念をさすこともある。これは部分的妄想ともいわれ,行動様式や妄想はきわだって病的であるが,他の面での障害はないものをさした。

ちょっとむずかしいが、自分の中での妄想が広がり異常な行動をとってしまうような症状をさすらしい。

 

劇団のホームページでは、このように説明している。

実在した偏執狂(Paranoia)や闇歴史をモチーフに創作された短編集演劇のこと。エログロ、ナンセンス、ホラー、猟奇的表現を披露する内容は類を見ない過激な表現を含むオトナのエンターテインメントです。前回、偏執狂短編集4にて上演延期となった「妲己」「サド」を含む最新オリジナルの短編6編からなる構成は過去作1~3をはるかに凌駕する衝撃をお届けすることになるでしょう。

 Paranoia Papers – 〜偏執狂短編集ⅣΣ〜より

エログロ、ナンセンス、ホラー、猟奇的表現・・・。

 

見ているだけでなんともすごそうな世界だ。

 

 

「偏執狂短編集 ⅣΣ」の感想

 

全6編の短編劇をぶっ通しで観た。

 

ふつうのイスに長時間座っているのはかなり苦痛だ。

 

しかも隣の人との距離も前後の距離も近く圧迫感を感じる客席。

 

ふつうだったら拷問以外のなにものでもない。劇団側はサドなのか?

 

・・・なんてね。こんなに長時間座っていたというのに、印象に残っているのは舞台の迫力や凄まじさ。

 

「偏執狂」は観るのが3回目なのだが、今回は群を抜いてすごかった。

 

飛び散る血しぶき

 

悲鳴やうめき声

 

躊躇なく切断される体

 

目を覆いたくなるような拷問

 

ていうか、私は本当に顔をしかめながら観ていたけどね。

 

とにかくこんな舞台は観たことない。それくらいの迫力だった。

 

この舞台を観られてで幸運だったのか不幸だったのかわからない。

 

いずれにしても、私の頭中から「偏執狂」がこびりついて離れない。

 

劇団のかたはこの責任をとって、来年も上演してほしいと思う。

 

 

最後に

 

「偏執狂短編集」のキャストの方、スタッフの方、おつかれさまでした。

 

アフタートークを聞いて、舞台を楽しんでいる様子がつたわってきました。

 

あそこまでやるのは、私には想像もつかないくらい大変だと思いますが、千秋楽を無事に迎えてほしいです。

 

ありがとうございました!