最近注目している俳優は神木隆之介さん。昨年は声優として「君の名は。」で立花瀧役として出演したのは記憶に新しいところ。
数年前、邦画の興行収入歴代1位である「千と千尋の神隠し」に出演し、そしていまのところ2位の「君の名は。」には出演している神木さん、注目せざるを得ません。
もともと、TBSドラマ「QUIZ」に出ていたのが、彼を見た最初です。
(彼がすごく幼いときです)
その数年後、ちょっと成長して出演した「探偵学園Q」では志田未来さんと共演。
また、それから数年後には「SPEC」にちょっと変な役で出ていました。
まさか、あの子役の人が、こんなに活躍する大人になるとは思いませんでした。だいたい子役の人って大人になると無名になっちゃいますよね。
でも、神木隆之介さんは、子供の頃から今までずっと活躍をしているわけです。すごいですねぇ。
あまり邦画を見ない私ですが、彼が出るというので気になったわけです。それで「3月のライオン」を観に行きました。
映画comのレビュー・評価は、けっこう辛口で平均3.7。
「そんなに期待するほどでもないか」と思いながら映画館に足を運びました。
ところがどっこい、神木さん、あんな演技派だとは知らなかった。ごめんなさい。
セリフがそんなに多いわけではないし、将棋を指しているシーンがたくさんあるので、表情がものを言う映画です。いや、表情が大切な映画です。
細かい心情を、表情がいろんなふうに表現していて、これはすごいと思いました。
顔全体もそうですが、目の動き方、口元など、本当に細かった。神木隆之介の役者としての才能をすごく感じました。
ストーリーは、どちらかというと緊迫感があった感じ。勝負を描いた作品だからね。
将棋のことはよくわかりませんが、わからなくても楽しめました。
わかっていたら、なお楽しめたでしょう。ちょっとは将棋を勉強しようかな。
例によって、他にも有名な俳優さんたちが出演しているようですが、テレビを持っていない私は、よく知りません。
ただ、主人公の義理の姉役の有村架純さんは、さすがに知っています。あと、伊藤英明さんや豊川悦司さんみたいなベテラン勢は知っています。彼ら、すごく渋くなってた。
よく見ると豪華なキャストなんだなぁ。それだけでも観に行ってよかったかも。
そんなわけで、今日の映画はとても楽しめました。後編もあるので、絶対に行こうと思います。
満足度
☆☆☆☆☆(星5つ)