たまに私のブログに登場する鮒谷周史さんの「平成進化論」、その4602号(4月19日)にこんなことが書いてありました。
脳みそが高速回転し始めるのは、
【外部から強烈な刺激を受けたとき『だけ』】
です。
(4602号 頭を劇的に良くするために必要な、たった2つの取り組みとはから引用)
外部から刺激を受けるというのは、人と会って話したり、セミナーに言って著名な方の話を聞いたりといったことです。
もうひとつ、続きを引用します。
合わせて、思索が深まるのは
【高速回転し始めた脳が撒き散らす無数の概念を自分の言葉で再編集、再統合し、自分がより深く理解、納得し、人に説明できるまでの概念に昇華(=言語化できた)とき『だけ』】
です。
外部から刺激を受けるくらいの学びを、自分の理解し自分の中で言語化できるくらいになると思索が深まるというわけです。
孔子の言葉を思い出します。
学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)
(いくら学んでも自分で考えなければ、身につかない。自分で考えるだけで、学ばなければ、考えが偏ってあぶない)
学んだあとは自分で考えることが非常に大切です。鮒谷さんは自分のことばで言語化できるレベルまでに、腹に落とすことが大切だと言っています。
さて、話はかわって、先日会社の会議がありました。
私はどちらかというと会議否定派で、
なんで会議なんかあるんだろう?もっと有意義に時間を 使えばいいのになぁ
などといつも思ってしまいます。
ところが、最近布団で寝てるせいもあり(笑)、元気いっぱいの私は、能動的に会議に参加しました。
人な話をよく聞き、ディスカッションでは発言するように心がけました。
その結果、なんか得るものがあったなぁというのが感想です。
会議というものがいいか悪いかはともかく、昨日の私は「外部からの刺激を受けた」わけです。
日頃自分の頭だけで完結しがちなんですが、昨日はたくさんの人の話を聞いたので、多くの学びを得たと思います。
ほんのちょっと、鮒谷さんがいう
「脳みそが高速回転し始めるのは、【外部から強烈な刺激を受けたとき『だけ』】」
をつかんだような気がします。
もちろん「強烈」な刺激ではないので、「高速回転」とまではいかないわけですが、「外部から」というところが非常に重要です。
人と会ったり話したりするのが苦手な自分なので、あまりこういう体験をしません。
極力人と会う機会をつくるのがいいんだろうなぁと思う今日この頃です。
とりあえず、積極的に外に出てみるというのが正解というわけですね。
さて、外にでてみよかな!