最近発売された「プレジデント」がとても豪華でした。なんと、京セラの稲盛和夫さんとセブンイレブンジャパンの鈴木敏文さんの対談が特集になっているのです。
これは買わなきゃと思って買ってみました。
そして案の定放置してあったのですが・・・(笑)
それにしても両者とも日本を代表する名経営者です。何を読んでもとてもためになる話ばかりです。
さて、今日はその中から気になった部分をひとつ取り上げてみました。テーマは「仕事へのモチベーションがあがりません」です。これギクッってします。そのまんま私に当てはまるから。
で、もちろん「自分で努力をする」とか「仕事を好きになる」とかそんなことが書いてあったのですが、これはと思ったのが次のことばでした。
思念が業をつくる
これは稲盛和夫さんがよく使う仏教用語だそうです。ちなみに稲盛さんは65歳のときに得度して僧籍に入っています。
さて、この「思念が業をつくる」とはどういうことか、稲盛さんこのように説明しています。
業はカルマともいい、現象を生み出す原因となるものです。人生は、心の中で強く思ったことが原因となり、その結果が現実となって表れる。だから考える内容が大切で、その思念に悪いものを混ぜてはいけない
自分の思念に悪いものを混ぜるとそれが結果となって表れます。
「今日は売れそうもないなぁ」と思ったらそれが現実になります。「仕事嫌だなぁ」と思えば本当に嫌になってしまいます。
だから自分の思っていることにネガティブなことを混ぜるのはよくないのです。
仏教の教えなので科学的ではないかもしれませんが、ネガティブなことを思っていると確かに悪くなってしまうことがあります。
自分の思考はこれから起こることの原因になるのです。だから常によい思考をしていくように心がけていかなければいけません。
ポジティブな思考からはポジティブな結果が生まれ、ネガティブな思考からはネガティブな結果が生まれる、それが「思念が業をつくる」ということです。
ということで、これからは悪いことは考えません。
仕事中に「今日はダメだなぁ」とか「売れる気がしないなぁ」とか考えなし、ふだんから「オレはダメな男だなぁ」とか「カッコ悪い男だなぁ」なんて考えないようにします。
「今日はいい」、「売れまくる」とか「おれっていい男じゃん」、「カッコいいなぁ」と考えるようにします。
みんな、私に惚れないように注意してください(笑)
では、思念に悪いものを混ぜないようにがんばりましょう!