行動の源

先日、後輩の二人からコメントをいただきました。
二人は後輩ですが、とてもしっかりしていて
行動力もあり、頼りになる後輩でした。

今は会社をやめ、それぞれちがう道に進んでいますが
振り返ってみると後輩の二人がいたあの頃の職場は
活気があり、楽しさが溢れていました。

二人ともまずはやってみるべきだよというような
アドバイスをくれました。

私の最大の欠点である行動力のなさを
やんわりと指摘してくれています。

私のコーチの田中さんからは
走りながら考える
というアドバイスをいただいています。

考えてからやるのではなくやりながら考えるということです。

おかげで石のように動かない私の体が
少しずつ動くようになってきました。

私の行動の源は
もちろん自分の欲求もありますが、
人に励まされたり、アドバイスをもらったり
ということだと思います。

こうやっていろいろな人から
アドバイスをされ、励まされ、元気をもらうことによって
自分の心が動き、行動の源泉となっていきます。

ひとりでなくてよかったです。

さて、現在の私は
行動力のなさを克服するために
毎日振り返りをしノートに記しています。

これは田中さんのアドバイス
どんな小さなことでも躊躇せずに行動できたら
自分をほめてあげるということで
やりはじめました。

今は自分には課題が4点あるので
その4点に関して毎日振り返っています。

毎日夜中の2:00から30分間が振り返りタイムですが
その時に翌日の行動計画をたてます。
グーグルカレンダーにいつ何をするかを記していきます。

そのスケジュールはスマートフォンと同期しているので
いつも手元でスケジュールを確認しながら動いています。

仕事はやることが決まっているのでいいのですが
プライベートはだらだらしてしまうので
やるべき決めて、その通りに動いていくのが
自分にとって有効だということがわかりました。

また、行動するための小さな一歩を踏み出すことも
スケジュールを立ててやることの大きな効用です。

小さな一歩⇒振り返り⇒行動計画⇒小さな一歩

この繰り返しが大きな目標に近づいていくはずです。

後輩からはありがたいコメントをもらったので
それがまた原動力となりました。

4月1日の日経新聞36面「文化」の欄に
伊集院静の『いねむり先生』の話がありました。
この話は主人公が「先生」との出会いを機に
立ち直っていく話だそうです。

先生は(ふいに眠りに落ちたり、幻覚に襲われたりする)
ナルコレプシーという病気を抱えていて、
恐ろしいほどの喪失感、絶望感に包まれている。
主人公も希望に見えない日々を過している。
当時色川さん(先生のモデル、伊集院静の師)が書いた
狂人日記」を読むと、どの1行にも
「誰かとつながっていたい」という叫びがある。
結局、絶望を救えるのは人でしかないということだ。

絶望したときに、絶望を救えるのは人でしかない。
私は絶望というものを経験したことがありませんが
多くの方の話を聞くと確かにそう思います。

幸いにして今も絶望しているわけではありません。
ただ、こうして今たくさんの人に支えられていることを感じるとき
やはり人とのつながりが大事だと強く思いました。

後輩に励まされ、またエネルギーが充填されました。
また少しずつですが、動いていきます!