「ビリーブ 未来への大逆転」の感想(TOHOシネマズ新宿スクリーン12にて) 2019-04-02

おはようございます!

みっちーです。

さっそく今回の日記をお送りしますm(_ _)m

 

 

TOHOシネマズ新宿スクリーン12

 

f:id:motoshidaa:20190402195302j:image

毎度おなじみ、新宿歌舞伎町にあるTOHOシネマズ新宿。現在はバンブルビー推しのようですねぇ。私はまだ観てないけど。

 

f:id:motoshidaa:20190402195316j:image

エスカレーターを上がって入り口に脇にある自動発券機vit。インターネットで予約しておけば、ここで発券することができる。

 

ただ、私はここで発券されるペラペラの紙が好きではないので、中の券売機で発券する。

 

f:id:motoshidaa:20190402195334j:image 

今回はスクリーン12。TOHOシネマズ新宿の中でも小さめな劇場だ。本日は「ビリーブ 未来への大逆転」という作品を鑑賞。

 

f:id:motoshidaa:20190402195349j:image

座席はG-7。スクリーンに対して高さもよいし、中央の席だ。けっこうベストポジションかも!

 

ちなみに今回はポイントを使って鑑賞したため無料で観ることができた。TOHOシネマズのシネマイレージに登録しておくと、1回鑑賞するごとにポイントが1つ加算され、6ポイントたまると無料で鑑賞できる。

 

今回はその特典を利用した。

 

f:id:motoshidaa:20190402195536j:image

こちらがG-7の座席からの眺め。スクリーンはやや小さめ。73席しかない小さい劇場なので仕方ないか。でも、なかなか位置だ!

 

おかげで気持ちよく鑑賞できた。

 

 

「ビリーブ 未来への大逆転」の感想

 

まずは、「ビリーブ 未来への大逆転」のあらすじ。

ルース・ギンズバーグは、貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学する。夫マーティの協力のもと彼女は大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。

ビリーブ 未来への大逆転 : 作品情報 - 映画.comより引用)

 

まず主人公だが、ルース・ベイダー・ギンズバーグを演じたのがフェリシティ・ジョーンズ。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」で主人公ジン・アーソを演じたのが記憶に新しい・・・と思ったらもう3年前なんだね。

 

そしてその旦那さん役がアーミー・ハマー。「君の名前で僕を呼んで」が最近私が観た作品で、超イケメン俳優。

 

美男美女が夫婦役を演じる「ビリーブ 未来への大逆転」。でも、これは恋愛映画ではない。

 

主人公ルース・ベイダー・ギンズバーグは実在の人物で、現在連邦最高裁に3人いる女性判事の一人。日本人の私にとってはなじみがないが、アメリカ人にとっては超有名人ってことだ。

 

このルースが若い頃、史上初の男女平等裁判に挑んだのが、この作品。

 

つまり、この作品は実話に基づいたもので、男女平等裁判に挑んだルースの話である。

 

ちなみに、最近観た「グリーンブック」や「ブラック・クランズマン」が人種差別の話で、今回が男女差別の話。アメリカではこういう差別を扱う映画が熱いのかな?

 

くしくも、先日上映された「キャプテン・マーベル」はマーベル初の女性ヒーロー単独主役だということだし、そういえばMeToo運動というのも最近あったし、まだまだ女性差別はなくなっていないということかもしれない。

 

今でさえそうなのだから、ルースが若い頃はもっと女性が活躍できなかった時代にちがいない。

 

オトコは仕事、オンナは家庭を守る・・・という考え方が一般的だろうね。

 

そんな時代を描いた作品だから、ルースには肩入れして観ていた。ルースはとても頭がよくて、かなりの努力家で、そして家庭も大事にする。とにかく熱い女性だ。そのがんばりぶりには頭が下がる。

 

こんなにがんばっているからこそ、女性の地位を向上させたいと思ったのだろう。

 

でも、時代はなかなかそういうのを許さないのが常だ。新しい風は常に逆風を受けるのが定めだ。ルースももちろんそう。いろんな苦労をしながら、なんとか1つ目の男女平等裁判をすることができることになる。

 

そこに至る過程、そして裁判での彼女の発言、それがこの作品での一番大事なところだ。私はジーンと来てしまった。

 

それから、旦那さんが、またやさしい。よくできた旦那さんだった。就職活動でなかなかうまくいかず落ち込んでいたときも、娘と喧嘩してしまったときも、男女平等裁判の準備のときも、完璧なフォローをしていた。

 

イケメンでやさしいって反則だろー(笑)

 

母と娘の関係も、終始うまくいっているわけではない。考え方が異なる2人が終盤に向かってどうなるのかも注目したいところだ。

 

女性差別の問題と、夫婦や母娘関係をうまく取り入れたこの映画は、なかなかよかったと思う。

 

いつも思うが、もっとアメリカのことを知っていれば、深く味わえるのになぁ。

 

 

最後に

 

ルース・ギンズバーグの若い頃を描いたこの作品。上映されている映画館がそんなにたくさんではないが、ぜひ観ておきたい作品だ。

 

なお、公式ホームページに彼女の現在の様子も載っているので見ると参考になるかもしれない。

gaga.ne.jp