ゴルゴ13といえば超有名なマンガです。一応知らない人のためにウィキペディアから引用します。
『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、さいとう・たかをによる日本の漫画。超一流のスナイパー(狙撃手)「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画である。1968年11月、小学館『ビッグコミック』誌で連載を開始し、現在も同誌に連載中。リイド社の単行本は2015年4月現在177巻を数える。
簡単に言うと殺し屋なんですが、依頼を受けるとどんなこんな狙撃でも成し遂げてしまうスーパーマンのような人です。
もちろん殺人を賛美する気はありませんが、その完璧な仕事ぶりと彼の強さには憧れてしまいます。
だから私は一時期ゴルゴ13に憧れていました。「ゴルゴのように仕事も完璧で強い男だったなぁ」って感じです。
そんなゴルゴの内面を知るようなセリフにこんなのがあります。
……10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……
これはプロとして成功する条件をゴルゴが答えたものです。ゴルゴでさえ才能の部分は10%だと述べています。
「1%の才能と99%の努力」と言われるように努力の重要性はよく取り上げられます。また「努力に勝る才能はない」とも聞きます。やはり努力は重要なもの。
ところがゴルゴにとって努力は20%です。
臆病さが30%です。ゴルゴのどこに臆病さがあらわれているのかちょっと見ではわかりません。しかし、握手をしないところや後ろに立たれると反射的に攻撃してしまうところなどにその用心深さがうかがえます。
そして40%は運です。けっこうゴルゴは運任せなんですね。
とはいえ、ゴルゴが努力しているところはマンガの中でもよく登場します。走っていたり筋トレしたり狙撃の練習をしていたり、ゴルゴのようになスナイパーは日頃の鍛錬も欠かせません。
それはこんなポリシ-があるからです。
俺は、ただ……依頼者が絶対的に求める、技量と、価値観を身につけるよう心がけているだけだ……
依頼者からの絶対的な信頼を得るために、そして依頼をほぼ100%成功させるために心がけているということです。
そんなゴルゴはやはりかっこいいですね。
今回読んだゴルゴはなんと170巻です。初めて読んだのが高校生の頃、床屋に置いてあったのを読んだときです。それ以来床屋に行くとゴルゴ13を読んでいました。
生まれる前から書かれているゴルゴ13ですが、まだまだ続きそうです。
ゴルゴのように心身ともに強い男を目指そうと思った私でした。
(この前のトム・クルーズといい、感化されすぎって気もしますが・・・笑)