2015-07-19 読書の目的はただ楽しむこと(№2)

今月も後半に突入しています。前半は遊びすぎてもうお金がなくなってしまいました。おいしいものをたくさん食べに行ったのですごく楽しかったです。

 

お金はなくなりましたが、幸いにして私はいろんなことで楽しめます。そのひとつに読書があります。本を読むためにそんなにお金はかかりません。高い本を買ったら別ですが、小説を読むのならばわずか数百円です。ビジネス本でも1000~2000円くらいです。

 

最近は中国のアリババという世界最大のBtoBの会社を創設したジャック・マーの本を読みました。

 

ジャック・マー アリババの経営哲学
 

 

ちなみにジャック・マーはあまり読書をしなかったようで、次のように言っています。

 

読書量が足りないとか、それで辛いとか恥ずかしいとか決して思ってはいけない。何も恥ずかしいことなんてない。本をあまり読まないで、他の多くのことをするというのもいい。やることがたくさんあれば、時間は当然限られる。

 

こんなに立派な経営者だってたくさんの本を読んだわけではないのです。やることがあれば読書などしなくてもいいってことです。さらに次のようにも言っています。

 

多くの人は、本から学んだ知識がたくさんあれば社会で活躍できると思っているが、実は学校で学ぶような知識は社会に出てからは通用しない。

 

ホントにその通りだと思います。知識ばかりの頭でっかちよりも行動して失敗してそこから学ぶほうがよっぽど自分のためになります。

 

では、私はなんで読書をするかというと、それは単に趣味です。本を読むのが楽しいから読むだけです。そしてそこから学んだり、自分の糧にしたりするのが楽しいだけです。

 

よく本を読んでいる人がいると、博識だとか頭がいいとか勉強家だとか言いますが、大切なのは知識を蓄えることではなく行動することです。また、読書で他人の意見をなぞることより、自分のアタマで考えることのほうが大事です。

 

だから私にとって読書はただの趣味でいいのです。ただ日常の楽しみのひとつなのです。

 

昨日もとある小説を読んでいたのですが、今まで読んだことのない世界観が頭の中に広がりました。もう人生の折り返し地点を過ぎている私なのに未だに小説から新しい刺激を受けることがあるのです。そこが読書のおもしろさですね。

 

本を読みたい人は本を読み、本が嫌いな人は特に読む必要もありません(読む必要があるときは別です)。

 

私は単純に楽しむための読書を今後も続けていこうと思います。