12月16日の日経新聞朝刊「日曜に考える」で
ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が
反日デモ以降の中国ビジネスについて語っていました。
現在の中国において
ユニクロは高いブランド力を獲得しているそうです。
柳井氏によれば
中国の経済誌『第一財経週刊』が
10月に発表した調査によると、
ファストファッションの分野で
ユニクロのブランドランキングは
ZARA(スペイン)やH&M(スウェーデン)を
抑えて1位になった。
中国で新たにショッピングセンターができるときは、
必ず出店を要請される。
とのこと。
日本でユニクロを知らない人はいないと思いますが
中国においてもかなりの認知度を得ているわけです。
そして柳井氏は反日デモがあったにも関わらず
中国への出店計画を変えるつもりはないそうです。
記者の
「あれほどの反日感情の暴発を見せられて、
怖くないですか。」
という質問に、次のように答えています。
投資にリスクはつきもので、
中国の反日リスクもその一つだ。
だが、中国を含めたアジア市場で勝たないと、
企業としての将来はない
さすが柳井さんです。
「投資にリスクはつきもの」なのです。
これから何か自分のために
新しいことをやろうとした場合
必ずリスクが伴います。
自分への投資にもリスクがつきものだからです。
しかしリスクを背負っても
戦わなければいけないこともあるのです。
やらねばならぬことは
リスクを背負ってでもやる
そういう精神が必要だということを
ユニクロの柳井正氏は教えてくれています。