久々に熱い舞台を観ました。
「レディ・ゴー!」
暴走族の少女が、ある事件をきっかけに潰れそうなボクシングジムに入り、そのジムを立て直すというストーリー。
なんとなくテレビドラマでありがちな内容です。
でも、観終わった後の余韻がすごかった。
あー、舞台を観たー!
って感じがすごかった。
私は、昔に比べ、お芝居を観に行く機会が減りました。
なんとなく、舞台の魅力を感じなくなったからです。
その代わり映画を観ることが多くなりました。
映画の迫力、映像のすばらさしさ、効果的な音楽、出演している俳優の演技力、これら全てがよかったときは大満足。
いい映画を観たなぁって気分になります。
最近だと「3月のライオン」の神木隆之介さんの演技が凄かったなぁと思います。
しかし、舞台はどうか?
舞台はライブです。生の人間が目の前で、迫真の演技をしているんです。
もう感動せざるを得ない、はず。
でも実際は、せっかくのライブ感があまり感じられないものもありました。
せっかくのライブなんだから、演技をしている人の魂に触れるような感覚を得たいものです。
・・・最近は舞台に対してそう思っていました。
が、「レディ・ゴー」はすごかった。
役者さんたちの心の熱いものが、客席まで何度も飛びかかってきました。
最後は、舞台も客席も、熱さに包まれて一体化していたと思います。
観に行ってよかったなぁと思いました。
舞台は映画やテレビドラマとは違う独特の熱さがあります。
生身の人間が目の前にいるので、感情移入が半端ないです。
今回観た「レディ・ゴー!」はその独特の熱さを存分に楽しめました。
いい舞台を観ることができてよかったです!